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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2006年04月10日

メイドカフェー

先日ブームのメイドカフェーに後輩と飲みにいってみた。
新しくはない雑居ビルの3Fだったと思う。ドアをくぐると
お帰りなさいましぇーご主人しゃま
と迎えられ、すこし面食らったし、照れくさかった。
ここ数年のA-BOYカルチャーブームの一辺がいまそこにあった。中は少し前までスナックがあったような椅子の配置ながらメイドの写真や、ゲームをテレビで流していたりとアキバ系に飾り付けられて、それ相応の雰囲気を漂わせていた。
後輩とぼくはなれない環境に怯えながら、とりあえず飲むことにした。飲み放題でビールはエビス。うれしい限りではないか。食べ物はポテトやから揚げといった簡素なメニューでグルメではないが、メニューの上にこう書いていた。
たくさん愛情をこめて、お作りしてましゅので少々時間がかかりましゅ
そっかぁ、たくさん愛情がこもってるのかぁ。そうなんだぁと納得。
さっそくから揚げポテト500萌えん、ポテト300萌えん(「萌えん」はちなみにこのカフェーでの共通通貨)をたのんで、飲むことにした。エビスが入り少し落ち着いてきたので、行儀よく「語尾ござる」で話しながらメイドさんを恐る恐る直視。
如何にも御意な黒いメイドと、なぜか巫女さんのいでたちのメイドさん。巫女さんがいいなぁ、ニッポンはこんなところに息づいていたのかぁと物思いに浸っているとコップが空に。おかわりである。おかわりを頼むときは、「おーいメイドさーん」と呼んでは素人、玄人は呼び鈴をならすのがしきたりだ。これが楽しくて、後輩とぼくは浴びるようにエビスを飲んだ。
呼び鈴鳴らす→メイドひざまずいて注文とる→エビス来る→飲む→呼び鈴の繰り返し。たのしいループ。
少し悦に入りながら、オアイソを済まし
いってらっしゃいましぇ、ご主人しゃま
と見送られながら、ぼくと後輩は不覚にもまた来ることを固く心に誓った。
メイドカフェーいいじゃない。  

Posted by 永卯称瓶 at 00:00Comments(0)コト